マッチングアプリは、
- 「勧誘ばかりなのか?」
- 「フットサルなどの社会人スポーツサークルやセミナーなどの勧誘されたら、ビジネス目的なのか?」
怪しいですよね。
結論としては、
「マルチビジネス目的の場合、最終的にカフェで勧誘されるので、怪しいなと思ったら、それ以上やりとりしたり会ったりせず、すぐに運営に通報した方がいいです。」
そこで、ネズミ講やマルチビジネス勧誘とは何か?見分け方や業者数字などについて解説します。
目次
【スポーツ/セミナー/カフェ勧誘ばかり?】マルチビジネス/ネズミ講特徴9つ!社会人サークル/フットサルも【マッチングアプリ】
マッチングアプリは勧誘ばかりではないですが、勧誘目的の人も忍び込んでくるので、手口や見分け方を知っておく必要があります。
ネズミ講とマルチビジネス勧誘の違いとは?
ネズミ講とは、「無限連鎖講」と呼ばれる違法な取引で、会員階層の上の人が下の人から儲けの何割かを徴収することで稼ぐ仕組みになっています。
商品の販売はなく、金品の受け渡しのみを目的にしていて、会員数を増やせば増やすほど、稼げることから、会員数はねずみ算的に増えていくのが特徴です。
一方、マルチビジネス勧誘とは、マルチ商法(ネットワークビジネスとも言う)への勧誘のことで、会員価格で日用品などの商品を売り、新規会員を増やせば増やすほど、権利収入で稼げる仕組みとなっています。
マルチビジネス勧誘を行っている会社は、法律上では「連鎖取引販売」に分類され、合法となっていますが、書面で勧誘目的を説明していないなど、勧誘の仕方によっては違法になる場合があります。
ネズミ講とマルチビジネス勧誘の違いを簡単に言うと、金品のみの受け渡しなら違法で、商品を販売していれば合法ということになりますが、ビジネスの仕組み自体は似たようなもので、一般的にはどちらもマルチビジネスと言われています。
いずれにしても、マッチングアプリでは勧誘行為は禁止されているので、どちらであっても利用規約違反で、強制退会になります。
マッチングアプリでも、ネズミ講やマルチビジネス勧誘の男女と遭遇することがあり、不労所得が得られると言って勧誘するのが特徴です。
マルチビジネスの主力商品としては、健康食品(サプリメント)や健康用品が多く、健康志向をやけにアピールしている場合も、疑った方がいいですね。
ちなみに、マルチビジネスの末路ですが、自ら購入せざるを得ない状況に追い込まれ、多額の借金を抱えやすくなります。
一度入会してしまうと、洗脳によって抜け出せなくなる恐れがあるため、非常に危険なビジネスと言えます。
また、ネズミ講の末路ですが、詐欺の加害者になり、被害者から訴えられて逮捕されます。
フットサルなどの社会人スポーツサークル/セミナー/カフェ勧誘とは?手口と見分け方
マッチングアプリでのネズミ講やマルチビジネス勧誘では、最初から目的を説明すると警戒されやすいので、目的を隠して、まずは関係者主催の社会人スポーツサークルや資産運用のセミナーなどに誘い、最終的にカフェやファミレスなどで勧誘してくるケースは多いです。
フットサルなどのスポーツやセミナー以外にも、異業種交流や仲間内のパーティーや飲み会、バーベキューや料理教室といったイベントという名目で誘ってくるケースもあります。
婚活や恋活は1対1で会うのが普通なのに、社会人サークルなど、集団の中で会おうとしてきたら、そもそもおかしいと思った方がいいです。
また、婚活のお見合いと思って、カフェで会う約束をしたら、カフェで勧誘されたというケースもよくあります。
カフェでの勧誘の手口(流れ)ですが、
- 最初は1対1で普通に会話
- だんだんとマルチビジネスや副業の話をしてくる
- 仲間を呼んで長時間、軟禁状態で営業される
というパターンが多く、2回目以降のデートから、仲間を呼んで勧誘してくるケースもあります。
なので、マルチビジネスや副業の話をしてきたり、仲間に連絡しようとしてきたら、本格的に勧誘される前にすぐに帰った方がいいです。
また、勧誘されたらすぐに帰ることができるように、初めて会う時は、昼間、人の多いカフェや場所で、短時間だけ会うようにするのが安全です。
ネズミ講やマルチビジネス勧誘男女の特徴と見分け方
マッチングアプリに忍び込んでくる、ネズミ講やマルチビジネス勧誘男女の見分け方ですが、プロフィールで贅沢な暮らしや自由な生き方をアピールしていることが多いです。
プロフィールの特徴としては、
- 頻繁に旅行に行ったり、人生が充実しているアピールの写真
- パーティーやイベントに参加している写真
- 職業が個人事業主や自営業、投資家など
- 年収が異常に高い(20代女性で600万以上など)
- 好きな本が「金持ち父さん貧乏父さん」などのビジネス成功本
- 成功や成長、自由や不労所得について語っている
- 健康志向をアピールしている
- 意識高い系の高いコミュニティに参加している
- 恋愛目的ではないと書いている
などがあります。
自己紹介文に恋愛目的ではなく、友達作りが目的や向上心のある人つながりたいなどと書いている場合、かなり怪しいです。
意識高い系の高いコミュニティばかりに入っていることも多く、参加しているコミュニティでも判断できます。
年収や職業が普通ではないため、そのことについて質問していくと、だんだんとマルチビジネスや副業の話になっていくことも多く、最終的にネズミ講やマルチビジネスに勧誘したり、セミナーなどに誘ってきます。
また、マッチング後、女性であってもすんなりとLINE(ライン)交換や会う約束に応じてくれるのが特徴です。
ネズミ講やマルチビジネス勧誘業者の数字とは?
ネット上の情報によると、ネズミ講やマルチビジネス勧誘業者は、同じ業者同士で勧誘してしまうのを避けるために、3や7といった数字を目印として使うことがあると言われています。
例えば、プロフィールの自己紹介文に、「週3でジムに通ってます。」や、「週に3日は〇〇してます。」などと書く形です。
もちろん、業者がみんな書いている訳ではなく、業者でない人も数字を書くことは多いです。
実際、ネット上に情報がまわる頃には、バレないように目印を変えるのが普通で、そもそも違う組織の業者であれば、目印も当然違うため、あくまで参考程度です。
ネズミ講やマルチビジネス目的の男女に勧誘されたら?
マッチングアプリで、ネズミ講やマルチビジネス目的の男女に勧誘されたら、「興味はない」ときっぱり断ることが大事です。
曖昧な返事をしてしまうと、あの手この手でさらにしつこく勧誘してくるからです。
マッチングアプリの場合は、怪しいなと感じたらすぐブロックや運営に通報することで対処できます。
マッチングアプリでは、ネズミ講やマルチビジネスなどの勧誘行為は利用規約で禁止されているので、強制退会になるからです。
また、ネズミ講やマルチビジネス目的の男女は、他の会員から通報されて、すぐ強制退会になることが多いです。
なので、簡単にはLINE(ライン)などの連絡先交換はせず、アプリ/サイト内だけでやりとりすることでも回避できます。
なお、電話するために連絡先したがる人は多いですが、ビデオ通話機能があるアプリ/サイトなら、連絡先交換せずに電話やビデオ通話ができます。
ビデオ通話機能がある国内大手のアプリ/サイトとしては、
マッチングアプリ・・・ペアーズ(Pairs)、with(ウィズ)、タップル、Omiai、カップリンク、Tinder(ティンダー)
婚活アプリ/サイト・・・Match(マッチドットコム)、ゼクシィ縁結び、マリッシュ
デーティングアプリ・・・Dine(ダイン)
があり、連絡先交換を断る口実にも使えて安全です。
スポーツサークル/セミナー/カフェ勧誘されずに安全に婚活する方法
マッチングアプリで、フットサルなどの社会人スポーツサークルやセミナー、カフェ勧誘など、ネズミ講やマルチビジネスに勧誘されずに安全に婚活する方法ですが、各種証明書を提出している男性とだけマッチングしていくといいです。
年収証明や職業証明など、任意で各種証明書を提出できるアプリ/サイトとしては、
などの婚活アプリ/サイトがあり、特に年収の嘘に騙されやすい女性はメインに使った方が安全です。
*各アプリ/サイトの特徴については、後述の「会員数/年齢層/目的別!おすすめ婚活恋活マッチングアプリ比較と攻略法」で解説しています。
まとめ
マッチングアプリは勧誘ばかりではないですが、フットサルなどの社会人スポーツサークルやセミナーに勧誘されたら、ネズミ講やマルチビジネス目的の可能性が高いです。
最終的にカフェで勧誘されるため、怪しいなと思ったら、それ以上やりとりしたり会ったりせず、すぐに運営に通報した方がいいです。