マッチングアプリで、結婚詐欺男女やデート商法に騙されないためにも、見分け方を知っておきたいですよね。
結論としては、
「出会ってから早い段階で、借金や高額な商品の購入、契約の話をしてきら、ほぼ詐欺です。また、付き合う前に、免許証などの身分証明書を見せてもらうことでも、詐欺師は嫌がるので見分けられます。」
そこで、結婚詐欺男女の手口や特徴、見分け方などについて解説します。
目次
【結婚詐欺男女とデート商法!手口6つ】マッチングアプリ
結婚詐欺とは?
結婚詐欺とは、簡単に言うと、結婚の意思がないのに騙す目的で近づいてきて、お金などを騙し取る行為のことを言います。
マッチングアプリでの結婚詐欺の種類(手口)としては、主に、
- 金銭目的(借金、治療費用、式場費用など)
- お金以外(既婚者のヤリモク、個人情報など)
- 外国人(国際結婚詐欺など)
などがあります。
結婚詐欺男女の手口①【金銭目的】
マッチングアプリでの金銭目的の結婚詐欺男女の手口(流れ)ですが、
- 好意を持っているフリして近づく
- 交際後、結婚をほのめかす
- 「事業の失敗にかかる費用」「病気や事故の治療費用」「式場費用」などを理由にお金を借りようとしてくる
- お金を貸した後、いなくなる
というのが、体験談でもよくあるパターンです。
お金を借りようとしてきた時点で、ほぼ結婚詐欺が目的の場合が多いので、冷静になってお金は貸さないことで、被害を防げます。
お金を貸さないと関係が続かない相手であれば、詐欺師でなくても、そもそも長続きはしないので、関係を断った方がいいです。
結婚詐欺男女の手口②【お金以外】
マッチングアプリでのお金以外の結婚詐欺男女の手口ですが、近づいてくる流れは上述の金銭目的の流れと同じで、交際して結婚をほのめかした後、
- 「既婚者であることを隠して、体の関係を持つ(ヤリモク)」
- 「クレジットカード情報などの個人情報を聞き出し、高額商品を購入する」
- 「わいせつ動画や画像(写真)などを撮った後、ばらまくと言って脅迫する」
などがあります。
詐欺で騙そうとしてくる男女は、いつでも逃げれるように、住所や勤め先など、嘘をついていることが多いので、付き合う前に本当に信用できる相手なのか確認しておく必要があります。
また、結婚に焦っている時ほど、要求を断りづらくなりますが、無理な要求をしてくる相手とは続かないので、断るべきことはしっかり断ることも大事です。
結婚詐欺男女の手口③【外国人】
海外在住の外国人男女による結婚詐欺を国際結婚詐欺とも言いますが、詐欺の手口は上述の金銭目的の手口とほぼ同じです。
「空港の関税や拘束の解除金が欲しい」「日本でカードが使えないので、滞在費などを一時的に立て替えて欲しい」など、外国人ならではの理由をつけてくる場合もあります。
相手が外国人で、しかも海外在住だと、どこまで本当か嘘か分かりづらいため騙されやすいです。
海外在住の外国人だから全て怪しいという訳ではないですが、お金の要求をしてきたらほぼ結婚詐欺確定なので、注意が必要です。
なお、外国人と結婚したい場合、日本在住で日本でちゃんと働いている外国人の方が身元も確認できてより安全です。
日本在住の外国人も多い、国内大手のアプリ/サイトとしては、
があり、マッチング後、付き合う前に、勤め先などを確認した方がいいです。
デート商法とは?
デート商法とは、簡単に言うと、恋愛感情を利用して、商品を購入させたり、契約させたりする詐欺です。
結婚詐欺との違いは、商品購入や契約という目的の違いだけで、恋愛感情を利用するのは同じなので、結婚詐欺の一種とも言えます。
マッチングアプリでのデート商法の種類(手口)としては、主に、
- ジュエリーや不動産の購入/契約
- 投資やマルチビジネスの契約/勧誘
- ダイビング勧誘
などがあります。
デート商法男女の手口①【ジュエリーや不動産の購入/契約】
マッチングアプリでのジュエリーや不動産のデート商法男女の手口(流れ)ですが、
- 好意を持っているフリして近づく
- 何度かデートをして、恋愛感情を持たせる
- 「記念にペアリングが欲しい」と言って、高額なジュエリーをローンで購入させたり、「二人の将来のために」と言って、投資用マンションなどの不動産を契約させる
- 購入や契約後、いなくなる
というパターンが多いです。
出会ってから早い段階で、高額な商品の購入や契約の話をしてきたら、デート商法の可能性が高いので、疑った方がいいです。
デート商法男女の手口②【投資/マルチビジネスの契約/勧誘】
マッチングアプリでの投資やマルチビジネスのデート商法男女の手口(流れ)も上述と同じで、
- 「簡単に稼げるなどと言って、投資を勧めてきて、詐欺口座に振り込ませる」
- 「二人の将来の資金作りのためになどと言って、マルチビジネスを勧めてきて、会員にさせる」
- 「美容や健康のためになどと言って、高額な水素水や健康食品の購入の契約をさせる」
などの事例があります。
「断ったら嫌われるのでは?」という不安から、勧誘にのってしまいがちですが、出会って間もない相手が勧誘してきた時点でデート商法確定なので注意が必要です。
デート商法男女の手口③【ダイビング勧誘】
マッチングアプリでのダイビング勧誘とは、ライセンスを取るために講習の契約をさせたり、道具を購入させるデート商法の一種です。
相手の職業がダイビングのインストラクターのため、職業的に勧めてきたのだと信じてしまいやすいので要注意です。
結婚詐欺/デート商法男女の特徴と見分け方【名前/顔写真は?】
マッチングアプリでの結婚詐欺やデート商法男女ですが、名前は当然、偽の名前で、顔写真も加工(詐欺写メ)していて、特定されないようにすぐ変えるため、ネットで名前や顔写真で検索してもすでに逮捕された人しか出てこないので無駄です。
逆に言えば、詐欺師は特定されて逮捕されるのを怖れているため、
- 顔写真を撮られる
- 免許証などで名前や住所を確認される
などをひどく嫌がり、理由をつけて断ってくるのが特徴と言えます。
なので、付き合う時に、
- 「一緒に写真撮りましょう。」
- 「不安なので念のため、お互い免許証(もしくは保険証)を見せておきましょう。」
と言えば、自然に確認できます。
実際、ネットを通しての出会いは誰でも不安なので、付き合う時に、免許証などの身分証明書を見せて欲しいと思うことは全く問題なく、当然とも言えます。
なお、詐欺師だけでなく、ヤリモクも特定されるのを嫌がって隠したがるので、身分証明書を見せてもらうことで、本気度も見分けられます。
ちなみに、本気度の高い相手の場合、一緒の写真やお互いの自己開示はむしろ歓迎するので、その後の関係が悪くなる心配もありません。
結婚詐欺/デート商法男女の被害に合ったら?
マッチングアプリで結婚詐欺やデート商法男女の被害に合った場合ですが、
- 勧誘されただけなら、まずは運営に通報して相談する
- 実際に詐欺被害に合ったら、運営と警察に通報する
- 警察に通報すべきか迷うような場合は、運営や国民生活センター(消費生活センター)に相談する
といいです。
一人で悩む前に、まずは相談することで、クーリングオフなど、事例別に法律上の具体的な解決方法が分かります。
なお、結婚詐欺やデート商法に引っかかってみたフリして、詐欺女性に会い、やり逃げできないか考える下心を持つ男性もいると思いますが、やばい仲間が現れて脅迫されるのがオチなので、やめた方がいいです。
結婚詐欺/デート商法の被害対策
マッチングアプリで結婚詐欺やデート商法男女の被害に合うのを防ぐ方法ですが、見分けられない、ターゲットにされるか心配という女性は、年収や職業、独身証明など、各種証明書提出済みの男性とだけマッチングしていくのがおすすめです。
任意で各種証明書を提出できる国内大手のアプリ/サイトとしては、
があり、会員層的にもまじめな男性が多いです。
*各アプリ/サイトの特徴については、後述の「会員数/年齢層/目的別マッチングアプリ比較」で解説しています。
また、結婚相談所なら、全員が各種証明書を提出しているので、より安全に婚活ができます。
ネット型の結婚相談所なら料金も安く、マッチングアプリのように便利に使えます。
国内大手のネット型の結婚相談所としては、
があり、カウンセラーに相談しながらの婚活もできて安心です。
*各結婚相談所の特徴については、「結婚相談所比較」で解説しています。
まとめ
マッチングアプリで、結婚詐欺やデート商法男女の見分け方ですが、出会ってから早い段階で、借金や高額な商品の購入、契約の話をしてきら、ほぼ詐欺なので、注意が必要です。
また、付き合う前に、免許証などの身分証明書を見せてもらうことでも、詐欺師は嫌がるので見分けられます。